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毎月いくら積み立てる?
複利とドルコスト平均法の基礎

最終更新:2026年8月

つみたて計算機(NISA・積立投資シミュレーター)

「毎月いくら積み立てれば、将来いくらになるの?」——この疑問のカギが複利です。同じ額をコツコツ積むだけでも、時間をかけると投資額(元本)運用益が積み重なり、後半ほど大きく伸びます。ここでは複利の育ち方、無理のない積立額、そしてドルコスト平均法の考え方を整理します。

複利とは「増えた分がまた増える」

運用でふえた利益を引き出さずに投資に回すと、その利益にもまた利益がつきます。これが複利です。積み立てた投資額(元本)は毎月ほぼ一定のペースで増えますが、評価額は後半ほど急カーブを描きます。その差が「運用益」です。

毎月同じ額を積み立てても、投資額(元本)は直線的に増える一方、評価額は複利でカーブを描いて伸び、その差である運用益が年々開いていくことを示す図

だから、複利をいちばん味方につけるコツは「早く始めて、長く続ける」こと。金額の多さより、時間のほうが効くことも多いのです。

毎月いくら積み立てる?目安の考え方

  • まずは家計に無理のない額から。生活費・急な出費の備え(生活費の3〜6か月分)を確保したうえで、余ったお金で始めるのが基本です。
  • つみたての典型は月1〜3万円ほど。少額でも、続ける年数が長いほど複利が効きます。
  • ボーナス時に上乗せするより、毎月一定額を淡々とのほうが続けやすく、値動きもならせます(次項)。
  • 「いくらで将来いくら?」は感覚では掴みにくいので、つみたて計算機で具体的な数字にしてみるのが早道です。

ドルコスト平均法=時間の分散

価格が上下する商品を毎月一定額で買い続けると、価格が高いときは少なく、安いときは多く買うことになり、平均の購入単価がならされる——これがドルコスト平均法です。

毎月の積立価格買えた口数
1万円高い(1万円/口)1.0口
1万円安い(5千円/口)2.0口
1万円普通(8千円/口)1.25口

「安いときにたくさん買える」ので、下落局面もむしろ仕込みの機会になりえます。タイミングを当てにいかず、機械的に続けるのがこの手法の強みです。ただし、右肩下がりが続く相場では有効とは限らず、元本保証ではない点は変わりません。

新NISAの「非課税」を活かす

通常、運用益には約20%の税金がかかりますが、NISAの枠内なら非課税です。非課税で持てるのは生涯で1,800万円まで(夫婦なら合計3,600万円)。年間はつみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円=最大360万円です。長く運用するほど運用益は大きくなるため、非課税の効果も年々効いてきます

続けるための3つのコツ

  • 自動積立にして「意思の力」に頼らない。
  • 短期の値動きでやめない・売らない。積立は下落時こそ効く。
  • 使う時期が近づいたら、現金比率を高めるなど出口を意識する。

「うちの場合」は試算してみるのが早い

将来の評価額は、積立額・利回り・年数でまるで変わります。『つみたて計算機』なら、毎月の積立とスポット投資、想定利回り、据え置き期間を入れて、投資額(元本)と運用益の内訳、複利のグラフ、非課税メリットまで一目で確認できます。

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出典

  • 金融庁「NISA特設ウェブサイト」(制度・非課税限度額・年間投資枠)

※本記事は一般的な考え方の解説で、特定の投資・商品を勧めるものではありません。投資は元本割れの可能性があります。詳しくは 免責事項